2010年2月14日日曜日

山へ行こう


こんばんはスタッフでぐちです。

月に2回の山遊び。


最近ロードバイクはすごく盛り上がって土日の朝の走行会もいつもたくさんの参加者があるんですが、MTBのほうはちょっぴりさみしい。


そんな中昨日は”K”さんの壮行サイクリングも兼ねてということで沢山の方に参加いただきました。



こんな時期でも山の中を走ると身体はポカポカ、落ち葉の上をサクサクと走るのも気持ちがいいし、良い気分転換になります。

ただ、毎朝の二度寝を楽しみにしている自分には「どう集合時間に間に合うように起きるか?」というのが毎回の課題です。

2010年2月6日土曜日



其の参




17日最終日




予定通り、6時半の起床です。
早々と朝食を済ませ、駐車場のドバエースに駆け込みます。
社内でズボンと上着を脱ぎ捨て、ドバッツジャージを身にまとい、原子力・ロードバイク・フィービー号にまたがれば、地球侵略を企てる悪の手先”ナゾラー”から善良な市民を守る”ドバットマン”に変身です。
昨年出店した折、大変な数のランナーや、バイカーが皇居をぐるりと取り囲むお堀の周りを走り回っているのを目撃し、次回はmy自転車でのデビューを密かに企てていたのでした。
鼻水をすすりつつ寒さをこらえ、江戸のビル群を照らす昇りたての朝日を浴びながら颯爽と走りだしました。
はやくも集まってますよ、そろいのジャージの人たちが。
ぽつぽつとマイペースでペダルを漕ぐローディーを追い越したり追い越されたりしながらミーハーな気分で東京の街並みを楽しみました。
道筋には、国立劇場、国会議事堂、靖国神社、国立公文書館、国立近代美術館・・・・・
義務教育の社会科に出てくるような有名スポットのオンパレードですね。
3周しました。
身体が真底冷えました。寒いはずです。お堀の水はまだ凍っています。
トットとホテルに帰りチェックアウトを済ませ、車ごと会場に移動です。
会場に着くと、ほどなく尾張の国からスタッフ出口とHトリ君がやって来ました。
昨日から来ているKトシュンもいます。
助っ人が来たおかげで持ち場を離れて開場を一周してみます。
が、どうも落ち着いて見学できないのは、2時から開かれる来場者とビルダーの懇談会が待っているからです。

懇談会は30人ほどの来場者の正面に11人のブルダーが横一列に並ぶレイアウトになっていて、私の左隣は長沢さん、右隣はケルビムの今野さん、という有名人です。
司会の方や、来場者の質問に答える形で進行していきます。
「フレームビルダーになるにはどうしたらよいか?」とか、
「今まで一番苦労したことは?」とか、
「ハンドメイドバイクの将来をどう見るか?」とか、
いろいろな質問が出てきます。
私に回ってきた質問は「どうやってフレームを発想するか?」というものでした。
それには今回製作した”Mountain High”のヘッドチューブのアクセントの形をイメージした時の状況をジェスチャーを交えて説明しましたが、きっとうまく伝わらなかったと思います。

フェアー終了後、花吹雪の舞うサクシードはY井さんに納車です。
展示車としてお借りしたうえに現地まで取りに来ていただき、本当にありがとうございました。
しばらく店に置いておきたいと思う一台でした。
どうか、末永く可愛がってやってください。
千葉県での宣伝もよろしくお願いします。

今年も何とか無事にフェアーを終わらせることができました。
腕によりをかけて製作したドバッツが一人でも多くの方々に印象に残ってくれれば大変うれしいです。
全国の皆さん、尾張の国の”ドバッツ”をよろしくお願いします。
完                        

2010年2月4日木曜日


其の弐


気が付けば、照明も消し忘れたままのシングルベッドルームの天井が・・・・

昨夜の”撃沈”からどれほどの時間が流れたのでしょう。

時計はすでに9時5分前を指しているではないか。

あわてて着替えて地下のレストランで朝食をかき込みます。

昨日は、徹夜での苦手な長距離運転と、ショーの緊張感と、さらにはレベルの松田さんたちと飲んだほんのわずかばかりのビールのおかげで体内時計がくるってしまったようです。

焦る気持ちを落ち着かせ、吉田茂の銅像を横目に徒歩で会場へ向かいます。


やはり週末は来場者が多く、わがドバッツの展示車にも興味を持っていただき、写真を撮っていただいたり、いろいろな質問にお答えしたりしました。

何度も来ていただいた方もいらっしゃいました。

関東地方にお住まいのドバッツオーナーの方も何人か見に来てくれました。

差し入れを持って来てくれた方もいらっしゃいました。 大歓迎!


遅まきながら出展者は以下の3台です。

当HPの『新作展示場』もご覧ください。


近年、サスペンションの出来がMTBの性能をリードしているかのような風潮に、ちょっと反抗している、今回のショーで唯一のMTBであった"Mountain High"


フレームに花びらを散らし、シンプルな上品さをアピールしたフィレット仕上げの渾身の1台、ネオジャパネスク"Succeed"


参考出品ながらも真面目にグレた街乗りバイク"No Reason"

芯のズレたトップチューブは見る人の目が、最初に『?』になって、それから『!』になって笑って納得。


ショーが終わるのを待って、つくば市に住む幼なじみのM君と近くの串カツ屋さんに行きました。

中学、高校時代に、つるんでサイクリングに出かけたかつての相棒です。

お互いの近況を語り合い、コーラや、烏龍茶の杯(?)を交わし、何年ぶりかの再会を喜びました。

あ~よかった、よかった♪