2014年2月27日木曜日

春のサイクリングの参考書

2月ももうすぐ終わり。
店の近所の白梅も少しずつ咲き出しました。
サイクリングの季節の到来です。

 
ご紹介しますのは、新発売!「新版 東海自転車散歩』山と渓谷社。
愛知をはじめ、近県の23コースが6人のサイクリストによって紹介されています。
その内6コースは、長谷川晋氏。
ご存じ青ジャージ、青ドバッツでおなじみの"青レンジャー"さんのレポートです。
内容の濃いレポートと写真、地図の構成です。
当ドバッツ・ライノ・ハウスの紹介もされています。
青レンジャーさんの顔を思い浮かべつつ、春のサイクリングの計画を立ててみたりして。
買い求めた本屋さんには、20冊平積みにされていました。


                  おっ、青レンジャーさんが走ってる!


2014年2月23日日曜日

クロモリ材料


オーダーメイド自転車では、むか~しからおなじみのロモリチューブ。
でも、いわゆる自転車用クロモリチューブ以外で探してみると、なかなか希少な材料だということがわかります。
 一般的な鋼材商社での取り扱いは大変少なく、欲しい寸法は皆無。
一般鋼材と比べると高価なうえ、加工も難しいこともあって、ニーズも限られているからでしょうか。
 こんなサイズの材料があったらなあ、と思っても諦めなければいけないことが多かった。トホ。
でも、広く世界を見渡せば、なんと航空機の材料として有るではありませんか。
早速、オーダーをしたチューブが海を越えて届きました。
「イーじゃん!」


この飛行機のためのパイプたちがドバッツの製品に生まれ変わります。
インターネットよアリガト~~~~!!!

2014年2月18日火曜日

手組ホイールが人気!

クロモリフレームには、やっぱり手組ホイールがモテてます。

 
キラキラ輝く銀輪にノスタルジーを感じるわけで、チョット脇道をサイクリングしたくなるのです。
チューブラータイヤのユーザーも増えている気もします。
6本組み、8本組み、ラジアル組み、スポークの太さ、本数、組み方、ブラスニップル、アルミニップルと、いろいろ選べます。
乗り手の走り方、体重など思い浮かべつつ、作業は進みます。
永年の経験と勘とテンションメーター。
ホイールビルディングはまさに職人技です。

 
 
完組みホイールが主流になった今も、こんなに人気があるのは、オーダーフレーム同様、
『人の技』を感じる事ができるからでしょうか。
興味のある方は、ウェルカム!


2014年2月8日土曜日

最先端技術古今

予定をしていた『トレラン試走会』が天候不順で中止となりました。
なかなか降りやまない雪やみぞれのおかげで静かな一日と思いきや、
思いがけずご来店のお客様が多くてびっくり。

接客の合間に進めているロードバイクの組み立てが2台。
一台がコレ。
 
 
現在の最先端メカ、電動アルテグラです。
カーボンモノコックフレームです。
ケーブルの長さ、取り回し、その他機械式以上に時間が掛る作業です。

もう一台がコレ。
こちらもカーボンフレームです。
カーボンチューブをアルミ製のラグで接合しています。
1980年代半ば、といったところでしょうか?
カンパのCレコードです。


 
上のバイクは出口が、下のは私が進めています。
歳相応ってことでしょうか?


2014年2月4日火曜日

作業場便り

フレームと一緒にステムを製作するケースが増えました。
仕上がりのタッチもカラーもフレームとマッチング。
                突出しの角度もトップチューブと合わせます。
                      一体感、統一感が出ます。

                   何日も前から、コレにかかりきりです。

 
 
 
右から見たところ
フォークのクランプを目立たないようにしようと、
 
 
左側にしています。
こちらから見ても面白いデザインです。